カテゴリ:読書( 7 )

蒸し器もせいろもいらないフタさえあれば!極上蒸しレシピ

浜内 千波/日本文芸社

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友だちに年末に借りた本。

レシピ本は大好きですが、買っても読むのは最初だけで、あまり使わないと分かっているので滅多に買いません。
この本は簡潔で分かりやすい。それに材料を選ばないなあ…と思って、お借りして来ました。
ある程度作ったら返すつもり。
今日はこれで作ったサバの味噌煮を弁当に入れましたが、味が良かったです。

他にもつまみレシピ本が中々面白く、お借りしたかったが我慢しました。
本の装幀も写真もキレイですな、最近のレシピ本は。

そして、その友だちはほとんど料理をしない。
簡単で作りやすいのが満載なのに。


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先月読んだ本、意外と少なかったです。

 2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1423ページ
ナイス数:52ナイス

アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)感想
朝ドラのメイキングや50ボイスでの語りを見て読みたくなった。ドラマとはまたひと味違ったドラマティックな生涯。村岡氏から繋がって当時の女性達の活躍や一生懸命生きる姿や力強い情熱をまざまざと見せられ、引き込まれて一気に読んでしまった。よい台詞も多かったし、空襲の箇所は泣けます。また翻訳は読んだ事があったが、渡辺茂夫氏などの翻訳者を知ることも出来た。多くの人々を繋いだキラ星のような村岡氏だが、弟妹の不遇は気の毒としか言いようがない。この時代、私の祖母もそうだが兄弟の絆が結構薄いと感じた。母の愛読書であった赤毛のアンシリーズ。これを母にも読ませたかった。
読了日:4月21日 著者:村岡恵理

下妻物語・完―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件下妻物語・完―ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件感想
前作は読んでいないけれどDVDを見た。これがすごく面白かったので、友だちが貸してくれた本。キャスティングは映画のままで。ちょっと途中流し読みになったりもしたけれど、コミカルな中にも印象深い台詞が出て来るし、面白かった。機会があれば前作を読んでみたいです。
読了日:4月18日 著者:嶽本野ばら

ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)感想
高田郁現代もの初。すべての小説に電車が介する。この人はなんでこんなにうまいんだろう。特に、「あなたへの伝言」は誰もが落ちそうな穴から出てくることの大変さ―崩れ落ちそうになった時にインコの声に救われたり、無意識に靴下をキレイにしている習慣、「明日はわからないけど、今日は飲まない」という主人公の何とも言えないギリギリの辛さが伝わってくる。どれも良かったが、あなたへの伝言、晩夏光、幸福が遠すぎたらの三編は秀逸。人は弱く、社会は厳しいが、打たれてもしなやかに違う方法で生きることができるという事が伝わった。
読了日:4月17日 著者:高田郁

添削で実践!はじめての俳句づくり: NHKの人気講師が教える添削で実践!はじめての俳句づくり: NHKの人気講師が教える感想
週末に関東の吟行に初めての参加することになって、慌てて借りた。分かりやすい。ただ添削というのは、自分のことではないので、実感するという点においては若干差があるかもしれない。俳句は難しい。
読了日:4月4日 著者:小島健


病牀六尺 (岩波文庫)病牀六尺 (岩波文庫)感想
もっと闘病の辛い描写と自己主張の強さばかりかと覚悟していたら、意外と読みやすく、また時々挟まれるユーモアが面白い。隣の子供の絵が自分のより味があって上手いんじゃないかと思って焦ったり、女性に学問をさせるべきだ=家事と病人に対して手際良くなるとか、自己的な考えであるのもある意味笑えた。知識はもとより絵、特に画帖を枕元において見たり写生をしたりして、造詣が深い。この目が俳句を読む目になるのは頷ける。「病状六尺」の休載が己の不調を自覚する事で辛いというのは、子規という人の凄まじさを感じる。再読したい。
読了日:4月3日 著者:正岡子規

読書メーター

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読書の秋ですが、中々読んでないです。
多分新幹線で実家に帰る回数が減ったからです(笑)

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2032ページ
ナイス数:29ナイス


弁護側の証人 (集英社文庫)
弁護側の証人 (集英社文庫)感想
父に薦められて。最初から普通に読んでいて、ある場面になって、「え?見逃した?!」と(自発的に)最初に戻ってしまう。昭和38年に書かれたものとしては、今でも十分楽しめる。むしろ時代背景に頼らない筋が、外国の作品を読んでるような感覚。初めて読む著者だが、「翻訳家」の肩書きは頷ける文章表現だった。慣れないと少し読みづらいかもしれない…アガサクリスティに「検察側の証人」があるらしいので、そちらも読んでみます。
読了日:10月30日 著者:小泉喜美子


センセイの書斎---イラストルポ「本」のある仕事場 (河出文庫)センセイの書斎---イラストルポ「本」のある仕事場 (河出文庫)感想
「イラストルポ」という点から図書館で借りた物だが、細かい絵と文章の面白さはもとより、著者の知識と好奇心の広さにも驚かされる。ネット上でその人となりを見るのは、本人のプロフィールだが、確かに本棚はその人自身の知識と興味の源だから、人の本棚を見るのは面白いかもしれない。「好感」を感じられるルポだった。
読了日:10月30日 著者:内澤旬子


あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)感想
三島屋おちかの百物語集めの続編。前作の細部が若干忘却の彼方…でも楽しめる。著者の作品は怖いものは怖いのだが、表題作あんじゅうは安心して読めた。それにしても、著者の作品は、複雑な事情とそれより起こる心情のひだと魅力的な登場人物たちで、昔に比べて中身の雰囲気に厚みを増してきたなあと思う。かといって、重いばかりではない所がいい。ちなみに旅先の妙に怖い部屋で読んでしまった「薮から千本」が一番怖かった。色々謎も残ってますが…。
読了日:10月24日 著者:宮部みゆき


人生がときめく片づけの魔法人生がときめく片づけの魔法感想
部屋を片付けようとしては挫折し、挫折しては一年経ちの繰返しでうんざりし、自己嫌悪に陥る自分には有り難い本。片付け嫌いには、片付けは祭、人生で何回もやるものではない…という言葉が嬉しい。最後の方が若干マインドコントロール的な感じがしたが、「片付けで人生が変わる」のはそうかも…と思う。まだ若いと思われるのに、ここまで確立させた著者の手腕に感心。目標は、読んで満足して終わらず、近いうちに実行せねば…と思うこの頃。物を持つ取捨選択は買い物の時や、何かの時間配分も同様で、生活全体に役に立つ判断だと思う。
読了日:10月16日 著者:近藤麻理恵


四色(よしき)の藍(あい)四色(よしき)の藍(あい)感想
夫を殺され真相を求める為に東雲屋を疑ってた環と仇討ちで人を捜しに東雲屋に来た伊織。また店の奉公人に恨みを持つお唄とある過去を抱えるおくめ。様々な事情から集った四人が辿り着き、捜し出した真実は意外な方向へと向かう。モチーフである「藍」は実際出すのはとても難しい色であり、四人の問題は「藍」を作るような難事だった。全てが分かった時、その藍は「愛」とも言える行動に形を変える。十人十色の如く、四人が大事な相手へそれぞれの「愛」を示した事が題名の「四色」に通じるのだと思う。またカバーイラストがとても良い。
読了日:10月8日 著者:西條奈加


ミラノの太陽、シチリアの月ミラノの太陽、シチリアの月感想
友人推薦。事実は小説より奇なりとは言うが、周りの人々の生活結構すごい。イタリアの陰と陽が美しいエッセイで綴られている。外国で家を買うというのは結構大変だと聞くが、「ミラノで買った箱」も例外ではない。「鉄道員オズワルド」と「祝宴は田舎で」「ロシア皇女とバレエダンサー」が結構好き。普段の自分の生活では見られない、日本にはない身分の違いとその明暗など、想像するだけで実感としては分からないが、イタリアでの作者の相手との絶妙な距離感と、ドライな生き方が[旅人]として、より美しいものを生み出しているのかもしれない。
読了日:10月7日 著者:内田洋子

読書メーター

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今日も弁当は作ってます(キノコパスタ)が、視覚的にどうなのよ…というわけで、見せられないので載せません(笑)

9月の読んだ本まとめてみました。
少ないな〜。
10月は読書の秋ってことで、強化月間に決定!

9月は中田永一を初めて読みましたが、読みやすい。
乙一さんと同一人物?(…あ、おついちって読むのね)。ほうほう、本格ミステリ推理作家クラブ会員…へえ。イメージ的には坂木司とも似ています。

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1714ページ
ナイス数:58ナイス


百瀬、こっちを向いて。百瀬、こっちを向いて。感想
4編からなる短編集。ちょっと切なくて、くすっと笑ってしまうことも。特にキャベツ畑に…のキャベツの描写がなんだか無性に笑えた。読みやすく漫画のような印象で、私の中では緑川ゆき先生の漫画(アツイヒビとか)のような雰囲気。くちびるに歌を…の後に読んだのだが、ごく普通の、自分に対して自信のない主人公の日常での話が多いのかな。個人的には、「なみうちぎわで」が一番好き。
読了日:9月30日 著者:中田永一

丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)感想
 王国+ファンタジーは王と魅力的なキャラの活躍がまさに「王道」。長編がそれだったので始めは物足りない気もした。しかし読み終わると、民や役人たちの視点とこちらの世界も反影していて、ファンタジーなのにリアリティを感じられる。民に近い役人の懊悩や「王が居ないと無条件に国は傾く」という一種の不条理の中で、普通の生活をしようとする民の「人事を尽くして天命を待つ」ひたむきさに、いつの間にかのめり込んでいた。またこの世界の内容の豊かさはすごい(鶏が卵果を祈る姿は想像して笑えた)。著者の健康と長生きを切に願います(笑)。
読了日:9月26日 著者:小野不由美

華恵、山に行く。華恵、山に行く。感想
華恵さんの最初の作品は「小学生日記」だが、私が彼女を知ったのは、ラジオ番組の中で読まれたこの本の一節。それまで彼女を知らなかったので、この本とそのラジオで『華恵という人』を知った。最初の「小学生日記」から読んでいったので、ようやくここに辿り着いたが、彼女の他の本にも出てくる今井さんと知り合った経緯や実際登った低山からかなり高い山まで…スゴイ。私はわりと近い低山に登るので、親しみが持てる。この本を読んで高尾に行き、また降りてから高尾の箇所を読んだ。親しみやすい素直なエッセイ集。
読了日:9月20日 著者:華恵

ちよう、はたり (ちくま文庫)ちよう、はたり (ちくま文庫)感想
生きてゆくことは上へ向かって、到達することではない。そこにゴールがある訳ではなく、歳を経て完成するものでもないのだと教えられるような気がした。毎日をうかつに生きている私と違い、己を見つめて身を削るようにして作り出す業(わざ)と深い思考。同じく己を磨いている人々との交流が縦と横の糸のように紡がれる。厚さもうすく読みやすい文体なのに、何度も咀嚼のために立ち止まってしまった。図書館で借りましたが、買って手元に置き、何度も読み直したい気がする。
読了日:9月12日 著者:志村ふくみ

くちびるに歌をくちびるに歌を感想
方言が心地よい。動機が不純だったり偶然だったりしても最終的にはそこで一生懸命になる姿は読んでいて気持ちよい。心地よい方言と現実の要素が色々差し込まれている事でリアリティがあった。さとるの作文と、最後の自閉症の兄からナズナの母の言葉は涙腺が刺激された。難を言えば「巧み」な作り方だなと思ったことか?でも話はよかったので、ほかの作品も読んでみたいです。
読了日:9月11日 著者:中田永一

真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)感想
三冊目になって、初めて自分の萌えポイントがこんなにあった!と気づいてしまった…。転校生のモノローグが最後になって「ああ」と判るところや、安倍医師の謎っぷりが見所。レギュラー陣は段々角もとれて判りやすくなってきたのは親しみやすくていいと思うし、作者の愛情も感じる。希実が明るくなってきて、幸せになってほしいなあと感情移入してる時点で、はまってます。2巻はクロワッサンでこの巻はフルーツサンドが食べたくて仕方がない。ずっと図書館で借りていたが、次巻は10月発売らしいので買おうか…と。
読了日:9月10日 著者:大沼紀子


読書メーター

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今日は弁当も作ったんだけど、焦がしちまってお見せできません。目に悪い。
さて、今月は7冊。
意外と読んでなかったんだけど、岩波の「桜の森の満開の下・白痴」(坂口安吾)の桜の森を4-5回読んでました。あと他のも読んでるんだけど12編も入ってて進まなかったのよね〜。

それにしても、あと一冊位読んだ気もしないでもないのだが…。お盆の一週間はパソコンを開いてないから(パソコン嫌い)記録忘れてしまう(笑)


2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2386ページ
ナイス数:44ナイス

るり姉 (双葉文庫)るり姉 (双葉文庫)感想
 るり子の姪達が呼んでる呼び名が書名。三人の姪達は、るり子の姉のけい子の娘たちで、明るいるり子が周りの人達によって語られる四章で話はできている。帯は大げさだけど、楽しめた。最初で「え〜!どうなるの」と思うので、最後にいきつくまで途中の章がもどかしい。でも最後は安心して読める。開人とみのりの章が好きだ。 どこにでも居そうな家族と妙なリアル感。近所か親しい友だちの話を聞いてるみたい。
読了日:8月17日 著者:椰月美智子
 
鬼にて候 3 (YA!フロンティア 19)鬼にて候 3 (YA!フロンティア 19)感想
これで終わり?なんか最後にとっても意味ありげなことを女ユーレイが言ってましたけど。なんかそっちの方も面白そう。
読了日:8月13日 著者:横山充男

 インビジブルレイン (光文社文庫)
インビジブルレイン (光文社文庫)感想
 途中まで普通に本を閉じることができたのに、ある流れに入ると読むのをやめられなくなるのが、このシリーズ。牧田が姫川玲子のことを思い出しながら、電話で呼び出した辺りからどんどん止まらなくなってしまった。いい男だなあ…牧田、と夜更かしして、映画はまだ見てないが、牧田の配役を知って、ショックでそのあとさらに眠れなくなった…個人的な意見だが、イメージ違う。今回初めての下井さんも和田さんもかっこ良かった。牧田を通して、客観的に描写された姫川が、またちょっと新鮮。
読了日:8月13日 著者:誉田哲也

 一千一秒物語―稲垣足穂コレクション〈1〉 (ちくま文庫)
一千一秒物語―稲垣足穂コレクション〈1〉 (ちくま文庫)感想
図書館で借りたので、途中で挫折。最初の一千一秒物語は、絵的なイメージで面白かった。月が好きな人で、私自身も月にとてもイメージが膨らむので、読んでいて面白かった。いつかまた。
読了日:8月12日 著者:稲垣足穂

 タオ―老子 (ちくま文庫)
タオ―老子 (ちくま文庫)感想
難しい。かなり意訳されていると思われるが、かえって中身が限定されている気もするし、語尾が好きじゃないせいか、すんなり入ってこない。あとがきで英訳を和訳しているのか…と気づいたので、そのせいもあるかも。ただ意訳のせいではなく、自分の理解力の問題なんだろうが、もうちょっと違う感じの訳を読んでみたい。
読了日:8月12日 著者:加島祥造

 神去なあなあ夜話
神去なあなあ夜話感想
神去村の名前の由来とそれにまつわる神話。異類婚姻譚の結婚とその後の生活がとても面白かった。全体を通して、勇気のつっこみが面白く(特にクリスマス)電車の中で読んでるとニヤニヤ笑いで怪しい人でした。清一とヨキのご両親の話はヨキが両親を亡くした事実に目がいきがちだが、「繁ばあちゃんは息子夫婦に先立たれたんだよなあ」という勇気のモノローグも著者の腕。全体的に漫画のような軽さだが仕事帰りに丁度いい軽さ。
読了日:8月7日 著者:三浦しをん

 切れない糸 (創元推理文庫)
切れない糸 (創元推理文庫)感想
 いつも当たり前すぎて、あまり注目しないけれど洋服からその人のプライバシーが見えるというのは、妙に説得力があった。和菓子のアンの後に読んだので、杏ちゃんのお母さんの描写が面白い。淡々として距離を保ち、誰ともつながらないし自分もまた傷つかないようにしている沢田。そんな沢田のことを、和也がムキになってかばう所が結構すき。最近私もクリーニング店は個人店が丁寧なので使ってます。値段とか経済的なところに目がいきがちだけれど、丁寧な仕事を心がける当たり前のことが、此の本を読んで改めてかっこいいと思いました。
読了日:8月2日 著者:坂木司

読書メーター

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今日はさぼっちまいましたが、昨日は弁当も作りました。
さて、今月は10冊でした。
『真夜中のパン屋さん』の大沼紀子さんと「和菓子のアン』の坂木司さんに注目。

2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3042ページ
ナイス数:84ナイス

空ちゃんの幸せな食卓 (ポプラ文庫 日本文学)空ちゃんの幸せな食卓 (ポプラ文庫 日本文学)感想
 デビュー作を含む短編集。この著者は、自分の中に決まったキャラが居て、扱いたいテーマもハッキリしている。重いテーマと日々の生活でどう付き合って行くか、この筋を一本通す気がする。悪く言えばパターンが決まってるかも。しかし食卓とか食事へのこだわりと家族の問題が巧くて読み手を引き込んで行く。好みとしては「ゆくとし、くるとし」が一番好き。この人の物語の中の「おせち」の使い方が好きだ。「僕たちのパレード」も好きだが、ちょいヘビー。でも吉川君とさんちゃんの話は好きだし、森と動物の話はうまいなあと思った。
読了日:7月27日 著者:大沼紀子

本を読むわたし―My Book Report本を読むわたし―My Book Report感想
 華恵さんのエッセイ第二弾。まだ小学生から中学生への受験の頃。本を読んで感じたことを自らの体験と照らし合わせ、素直な感性で書かれている。本は「本の感想」と思いがちだが、彼女の場合は生活の一部としてしっかり根付いてリアル。幼い頃から習慣づけられた本への愛着が、彼女の中でうまく育っている感じ。
読了日:7月24日 著者:華恵

夜の光夜の光感想
一見やる気のなさそうな高校生4人が天文学部で集まって、観測という建前で段々交流を深めて行く。4人はそれぞれに複雑な環境と色々な想いを抱えていた。『和菓子のアン』の後に読んだので、坂木作品のイメージが変った。最初少し読みにくかったが、途中から引き込まれる。彼らが背負ってるものは重いが、時間をかけても自分の力で乗り越えようとする。自分が高校生だったらできないかも。人はみかけでは分からないが、昼の光の中では見えない星のように、見えないだけで本当は強い力で自分の存在を光として放っている「夜の光」なのかもしれない。
読了日:7月19日 著者:坂木 司

シンメトリー (光文社文庫)シンメトリー (光文社文庫)感想
 姫川玲子シリーズの短編集。長編と違って色々なところから光が当てられている感じがした。「右では殴らない」の姫川が結構好きだ。説教する所もだが、手が痛くなって医務室に急ぐ所が可愛いらしい。「シンメトリー」の作品自体は、ドラマだともっと異常者だったので、小説の方が好き。「右」「左」「正義」「悪しき実」などシンメトリーになっているのは、あとがきで気づいた。
読了日:7月16日 著者:誉田 哲也

ソウルケイジ (光文社文庫)ソウルケイジ (光文社文庫)感想
ドラマで見ていたので、結末は知っていたのだが良かった。ドラマの方は結構丁寧に作られてたと思う。もう読んでいても完全に日下刑事は遠藤さんです。「ソウルケイジ」は「魂の檻」という意味かなと何となく思っていたが、Stingの曲だったのは知らなかった。魂が愛情でも縛られてる感なんでしょうか?なんだかちょっと切ない。
読了日:7月12日 著者:誉田 哲也

別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)感想
 単行本で初読。文庫で再読。緒方の話…覚えてなかった(笑)。本編だとそんなに目立たない緒方、著者は結構好きなんだろうな。映画の進藤(波岡一喜)さん『トム笑い』ぴったり。柴崎の話は色々痛いなあ…と思いながら読みつつも、子供のように泣いた所が一番好き。素直になれない性格とか色々自分で幸せから一歩引いてる事はある。柴崎母が出てくるとことか、手塚兄弟のとことか、この著者の話はキャラがライブで話を構成するというだけあって、「それ必要?」と思う細かさもあるが、それはそれで面白い。は〜まんずよかったよかった。
読了日:7月12日 著者:有川 浩

年収200万円からの貯金生活宣言年収200万円からの貯金生活宣言感想
借金を抱える多くの人の家計を見直して来たコンサルタントの本。テレビでお見かけして、一度著作を読んでみたいと思っていたので、勉強になりました。お金の使い方は財布や家計簿の事だけでなく、一見無関係のような人生の目標や生活態度、読書、家事をするときの時間の使い方、掃除など含めて、すべてその人自身の形成につながるんだなあと、目からウロコものでした。私自身、最近なんとなく不安が募っているのは、そういう将来の事も踏まえてきっちり目標ができてないせいかもしれないと気づけた。
読了日:7月9日 著者:横山 光昭

鬼にて候〈2〉 (YA!フロンティア)鬼にて候〈2〉 (YA!フロンティア)感想
なんだか竹林の女ユーレイが可愛い。声援の送り方がちょっと前の時代の少女漫画みたいな(笑)相変わらずカッコいいのはお父さん。素材とか扱ってるのは面白いし、児童向けにしては結構大人の厄介な問題が多い…。うーん、小説だと文体のバランスが何となく合わない。漫画にならないかな。コレ。
読了日:7月9日 著者:横山 充男

たまごボーロのようにたまごボーロのように感想
「小学生日記」のあといきなりこれを読んだので、成長していた(笑)十代特有のイライラとかが思い出すように感じられた。自分もこんなときあったなあ(今もたまにあるけれど)。食べ物に関する「相手の否定じゃなくて、リスペクトが欲しい」には共感。食べ物が思い出と共に自分の中に記録されて、好みで自分を象っていく主観性と、話教室に通い始めて見た客観的な自分を認めて初めて大人になっていくんだなあ…と思った。大切な人やおじいちゃんへの想いも良いなと思った。飛ばしてしまった本も読まなきゃ。
読了日:7月4日 著者:華恵

ストロベリーナイト (光文社文庫)ストロベリーナイト (光文社文庫)感想
 ドラマで知ったが、実は表題作のこの話をドラマで見ていない。ノンキャリアでありながら、異例のスピードで出世した姫川玲子は自身が被害者となる過去を背負っていた。犯罪や犯罪者の過去の描写が凄まじいので、じっくり読むのは辛いが、玲子の周りの人物像や会話が面白い。そう、この人は「武士道シックスティーン」の著者だったのだと思い出した。人は善悪や強弱で分けられるほど単純ではなく、今の社会にこういう事件や境遇が皆無でないことも、実感せざるを得ない。逃げたくなるような現実や事件に、昼夜取り組む警察を改めてすごいと思った。
読了日:7月3日 著者:誉田 哲也

読書メーター

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いつもつたない弁当ばっかりなんで、これから、本の感想ものせようかな〜と。
台所の方はイラスト載せてます。

今月はよく読んだ方です。いつもこんなに読めません(笑)
まあ、ラノベが多かったですね。

2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4893ページ
ナイス数:11ナイス

加賀の千代女五百句加賀の千代女五百句感想
時代小説を読んではいるが、その時生きてた人の暮らしぶりを肌でわかる程の知識は私にはない。だが、句の端々から伺える季節の有様と、時を経ても人としての感情に共通するものが感じられるのは何とも得難いと思う。優しいがしっかりとした視点の句でした。
読了日:6月1日 著者:加賀の千代
ランチのアッコちゃんランチのアッコちゃん感想
妹に貰って。面白かった。だが、前半の2編と後半の2編が話として分かれてるのがちょっと残念だった。私も三智子さん同様、弁当派でいいかげんになっていました。毎日同じと思っていても、少し勇気を出して変えるだけで、世界は広がるなあと思う。自分の働いてる所が麹町の端っこなので、走りにいきたくなりました(笑)。最近このあたりも移動弁当屋が増えております。
読了日:6月7日 著者:柚木 麻子
小学生日記 (角川文庫)小学生日記 (角川文庫)感想
 ラジオでたまたま知った。これを小学生が書いたいうから驚く。鋭い視点と大人の事情に関われないからこその観察力。「子供」=幼いという図式は成り立たないんだなあ。そして、家族の複雑さやさまざまな問題は、本当にどこの家にもあってそれを淡々と受け入れている小学生の華恵さんは、すごいな。電車の中の出来事は都会でよくある「無関心」の行動で、それが多数になっているのは、本当は由々しき問題であるはずだが子供の目に写って、はっとさせられる。大人は子供よりも勝手で我がままかもしれない。この人の感性、好きです。
読了日:6月7日 著者:華恵
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)感想
エンタメ,ラブコメと言われて久しいけれど、結構社会派だと思う。「図書館の自由に関する宣言」が図書館にあることを作者の旦那さんが見つけて、それをヒントにして作ったから凄い。映画みて買っちゃった。初読みは単行本で、文庫で再読。初読みの時は「ラブコメ」に目が行きがちで読んでいて恥ずかしかったが、実は「表現の自由」を掲げているが気を抜くと結構危ない世の中が見えてくる。『図書館の自由に関する宣言』は実在する。図書館のこの強い決意表明が知られたことは、この本の大きな効果の1つかもしれない。
読了日:6月7日 著者:有川 浩
真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)感想
真夜中だけ開くパン屋さん。そこに来る客は皆色々の事情を抱えた人たち。クレさん(この呼称結構好き)を始め、「パンは平等な食べ物や」に始まり、全体的に台詞がいい。希実のいじめのことで学校に呼ばれたクレさんが、「何が減ってそんなんなっとる?…何がたらんくてそんなに気イたっとる?」(手元にないから憶測)に泣きそうになってしまった。訳アリな人達ばっかりで、個性と過去も色々ありすぎで、読んでて少し疲れる箇所もあるが、面白かった。読んでいるとパンを食べたくなる。
読了日:6月9日 著者:大沼 紀子
図書館内乱  図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)感想
図書館戦争シリーズ2。再読なくせに、困った止まらない。郁の両親が出て来てそのいざこざあり、とにかく郁が色々と問題に巻き込まれる。郁の両親、手塚の兄など、家族の問題ってのは本当に厄介なんだよね…感情と理性の線が引きにくいし、わかるわかる。初読のときにはあまり注意しなかった原則派や行政派、会の仕組みやら「へ〜」と思いながら読みました。
読了日:6月12日 著者:有川 浩
きみが見つける物語  十代のための新名作 切ない話編 (角川文庫)きみが見つける物語 十代のための新名作 切ない話編 (角川文庫)感想
十代ではないが、色々入ってて面白いのでたまに図書館で見つけては読むシリーズ。荻原浩「お母さまのロシアのスープ」が一番印象が強かったが、「切ない」というかもっと強い「哀しみ」みたいな…。加納作品は、本冊をすでに読んだのだが、また読みたくなった。切ないと言えば、志賀直哉の作品が一番響いたかな…。昭和生まれとしては(笑)
読了日:6月14日 著者:
きんぎょの夢 (文春文庫)きんぎょの夢 (文春文庫)感想
再読。ドラマ作家の小説化で特に表題作が好き。三姉妹の長女が主人公。父の法要から始まり、アパートの壁の薄さと読経の大きさにヒヤヒヤし、妹達と仕出し寿司を食べつつ生活臭い話をしたり、長女のやってる屋台に来た父の旧友との話、画像にすると何でもない描写が過分なくいい塩梅で文にされている。好きな相手には奥さんがいて、ギリギリで身を引くやるせなさ。水商売で妹達を育てあげて、『そんな女は幸せになっちゃいけないの?』とむきになったり身近な人間臭さがたまらんす。種類は違うが、吉田秋生の海街の姉妹達を思い出す。
読了日:6月14日 著者:向田 邦子
図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)感想
図書館戦争シリーズ3。再読。茨城県展にまつわることで助力を頼まれ向かうが、そこでの図書隊は業務側に牛耳られていた。他県で浮き彫りになる歪んだ図書隊の姿、玄田のけが、稲嶺の勇退。彦江の主義と尊敬の表し方。2に引き続き、保身にまわらない郁は強い。「床屋」とその言葉への規制のことは、中々こういうことを知る事は無いと思うので、興味深かった。あと、読書メータの皆さんの感想が面白い(笑)
読了日:6月16日 著者:有川 浩
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)感想
図書館戦争シリーズ最終巻。再読。ニュースで原発への国際テロが報じられた。その事件のもとになったのが、当麻蔵人の小説だった。次映画化するとしたら、この巻かなあ…と思ってますが、取り扱ってる問題が問題なだけに実際には難しいのかも?そう、あまり本の中で気づかないけど関西図書隊もあったんですね(笑)甘さと重さのバランスがよく、再読では初読みのときは気づかなかったことにも、図書館戦争シリーズとても楽しめました。
読了日:6月20日 著者:有川 浩
残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫)残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
身近な人を亡くした悲しさを知っていると、胸に迫るものがある。 久しぶりを感じさせない作品。「誠」を貫いて、人を傷つける痛みを抱え、無謀ともいえる果てない夢が、もしかして叶えられるのかも?と光が見えるような巻。最後はよかったねえ…と、おりょうさんのように泣きたくなった(笑)。いろんな登場人物がいろんな角度で見えた巻でもあった。
読了日:6月20日 著者:高田 郁
青春忘れもの (新潮文庫)青春忘れもの (新潮文庫)感想
 久々の池波本。従兄から無言で渡された(笑)。著者の少年時代から青年時代。折しも戦争に突っ込んだ時代でもあり、著者も例外ではない。なんとも小気味よいと思うのが、著者の飄々とも豪快とも言える強さだ。生い立ちに複雑なものもあるが、悲観もせず投げやりにもならず、自分のしたいように生きたいように生きている人に思えた。氏の母親といい、「覚悟」を持って「欲は絞って一点集中」みたいな(変な言い方だが)。大変な時の青春時代を過ごされているが、濃い。
読了日:6月21日 著者:池波 正太郎
別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)感想
図書館戦争シリーズ。再読。再読だからべった甘ってわかってます。でも読んじゃう。『心を閉ざした野生動物か…』ていう柴崎の台詞や、静かじゃない静佳さんやら楽しい巻だ。あと、木島ジンの話は、なかなか興味深い。
読了日:6月23日 著者:有川 浩
和菓子のアン (光文社文庫)和菓子のアン (光文社文庫)感想
高校を卒業した杏子。そのまま大学に行くのも何か『違う』と、迷いながらもデパートの和菓子屋で働く事に。商店街を身近に育った杏子は人の機微を見るのもうまい。体型にコンプレックスを持ちつつも、育ちと気だてのよさが垣間見える好印象な主人公。そして杏子を取り巻く個性豊かな登場人物のテンポの良い会話はミステリを交えながら、日本の四季や慣習に深く結びついた和菓子の魅力を、伝えてくれる。軽妙さと笑いの中に静かな哀しみもあり、私の2013上半期マイベスト書に決定です(笑)。登場人物皆の名前が花なのも面白い。
読了日:6月26日 著者:坂木 司
真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)感想
1巻よりも2巻の方が、少しコミカルも入っていて読みやすかったし、重さとのバランスがとれている感じがしました。1巻だけだと過去の弘基がひどいやつで終わってたし、班目氏の納まりも少しずついい方向に来てる気も…変態卒業が留年でなく留学になったのは笑えた。読み終わって、私もクロワッサンが食べたくなり買いました(笑)あとどうでもいいが、希実をどうしても「きみ」と読んでしまう。
読了日:6月30日 著者:大沼 紀子
鬼にて候〈1〉 (YA!フロンティア)鬼にて候〈1〉 (YA!フロンティア)感想
某感想を見たあと、たまたま図書館で見つけまして。軽いけど面白いです。お父さん、かっこいいなあ。結構細部の作られ方がうまい。難を言えば挿絵が…ちょっと苦手かも。難しいな…挿絵って。
読了日:6月30日 著者:横山 充男

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